カラコルム市遺跡
幼名はテムジンでモンゴル帝国のハーン（王）となり、名をチンギスと改めました。 チンギスハーンには　ズチ、ツァガーダイ、ウグーデイ、トルイという４人の子供がいました。チンギスハーンの後の王座についたウグーデイはモンゴル国の首都をカラコルムという都市を建設しました。
1220年にチンギスハーンが政治の首都を作ろうと立て始めたが考えた通りに都を建議できませんでしたがウグーディハーンが建議を続けて、チンギスハーンの考えた通りであったカラコルムを全モンゴルの首都にしました。カラコルムは中央アジアや世界中心になりました。
1235年に帝国の勢力、繁栄の象徴として“完全なる平安”という宮殿を建造、カラコルムはさらに威厳を放ち、モンゴル帝国首都の存在を誇示するようにとなった。大皇帝の「完全なる平安」宮殿の前にパリの熟練工ギロームボシェが建てた銀の木があった。祭りや特別の日にその木の四方から4種類の美味しい飲み物が流れ出ていた。
その時に色々な国から人々が来て住んだり、旅行したりしていた人たちの中に　フランスのルブルク、カラビニ、マルコポーロなどの書き残した旅行記は歴史の大事な書物となっています。
キリスト教、イスラム教、仏教の人がいて夫々の宗教に関するお寺の建物もありました。この間のカラコルム市はアジア・ヨーロッパ、アラブの旅人、官吏、高官、科学者たちを呼び集め世界の文化を結び付ける大首都としての役割を果たしていたものである。カラコルム市遺跡の発掘でファラオのマスク、アラビアのコイン、金属、皮革製品、武器、輸送機器などのほかに銅、銀、宝石で作った数多くの発見物が見つかった。これらの発見物を見るとカラコルムで金属作業開発は成功していたことを分かる。
チンギスハーンの孫、トルイの息子フビライハーンは 1260 年に首都を北京に遷都した。
1380 年と 1410 年に中国の明軍がカラコルムを攻撃し、カラコルムを完全に崩壊された。